Impact GX はコンピューターを駆使した音楽制作やパフォーマンスに適したコントローラーキーボードで、ダイナミックかつ表現力豊かな演奏がお楽しみいただけます。シンプルにまとめられたデザインにより、操作に惑わされることなく音楽に集中することができるでしょう。まさに Nektar コントローラーの世界への入口と言えるモデルです。
49鍵(4オクターブ)と61鍵(5オクターブ)のふたつのモデルがラインナップされ、ピッチベンドとモジュレーションホイール、フットスイッチ端子、-3/+4オクターブをシフト可能なマルチカラーのオクターブボタン等を備え、優れたワークフローを提供します。
専用のトランスポーズボタンを使えば、キーボードを±12半音でシフトすることが可能です。加えてこのボタンはグローバルMIDIチャンネルの設定やプログラムチェンジの送信にも使用可能です。左上のノブはミキサーボリュームのコントロールが可能となっており(デフォルト時 MIDI CC#7)、お好みのMIDIパラメーターを割り当てることもできます。
そして多くの主要DAWに対応する Nektar Technology 最大の特徴であるDAWインテグレーションによって、Impact GX を繋げば瞬時に制作システムの一部と化し、マウスをたびたび手にすることなく、作曲、演奏がより自由なものとなるでしょう。
●トランスポートコントロール
Impact GX にはその核となるDAWコントロール用のボタンが8つ備わっています。トランスポートやトラックのナビゲーション等のタスクは反復性が高く、マウス操作ではインスピレーションが損なわれてしまうこともあるかもしれません。Nektar DAWインテグレーションの際に使われるこれら8つのボタンはトランスポートだけでなく、他の重要な操作において効果的に機能します。
Nektar DAWインテグレーションに対応していないMIDIソフトウェアを操作したい場合、これらのボタンへお好みのMIDIメッセージを割り当てましょう - 7つのボタンごとにシフト切り替えで最大14のパラメーターを割り当てることが可能です。
●Nektar DAWインテグレーション - シンプルかつ多彩な操作
Nektar のDAWインテグレーションは、湧き上がるアイデアを妨げることなく音楽そのものに集中できる体験を提供することを目指し、入念にデザインされています。
ひとたびインストールが完了すれば、このDAWインテグレーションによって、これまでのコンパクトコントローラーでは考えられないないほど簡単かつ的確に優れた機能群 - 一般的なトランスポートコントロールの他、ロケーターの移動や設定、ウィンドウの開閉、音量コントロール、トラックナビゲーション、パッチナビゲーション等を活用できるようになります。
下図は主要DAWごとに Impact GX で操作可能な機能のリストです:
●作曲とパフォーマンスをすぐに始められるDAW、Bitwig 8-Track が付属!
Impact GX には、Bitwig 8-Track が付属します。この8トラックバージョンのDAWで、すぐに音楽プロデュース、演奏、サウンドデザインをお楽しみいただけます。Bitwig 8-Track には50以上のソフトウェア音源とエフェクトが付属し、最大で8つのオーディオまたはMIDIトラックの楽曲制作が可能です。また、市販のVSTプラグインを使うこともできます。さらに付属の "Bitwig Essentials Package" には、使いやすいループ、クリップとサンプルが用意され、初めて作曲に挑戦される方をサポートします。上位版である Bitwig Studio の機能と魅力を受け継ぎ、高い次元での制作ツールとしても、音楽アイディアを発展させる強力なスケッチパッドとしても魅力的な音楽ツールです。
Nektar のDAWインテグレーションは Bitwig 8-Track にも対応します。Nektar Impact GX と Bitwig 8-Track は素敵なコンビネーションとして、音楽制作ライフをより豊かなものにします。これからデジタル環境で音楽制作に挑戦される方にとって、最適な組み合わせと言えるでしょう。すでに他のDAWに慣れ親しんだ方にとっても、これまでとは別次元のインスピレーションを提供します。
●国内正規輸入品限定! デジタルシンセサウンド満載の UVI Digital Synsations フルバージョンが付属!
80年代後半から90年代初頭にかけ、シンセサイザーをめぐる景色は変わり始めました。メーカーは、ノブやツマミを可能な限り排除した大きなマッドブラックの筐体に、派手に輝くLCD画面と整然と並んだボタンを装備したモデルを開発し、楽器店、レコードそしてステージを彩ってきました。これらのデジタル楽器の特徴的なサウンドと技術進歩は当時の音楽にも色強く反映され、その相互作用によってデジタルシンセの時代が幕を開けました。
これらのデジタルシンセは、それまでのアナログシンセサイザーとは異なり、簡単にエディットできるものではありませんでした。しかし豊富な同時発音数、内蔵シーケンサーとパターンメモリ、拡張メモリスロットやデジタルエフェクトなど、当時では最先端をいく魅力のある装備が数多く搭載されていました。加え、デジタル処理によっていくつかのモデルはサンプル再生と伝統的な手法の融合によって生み出された新しいシンセ方式を採用し、それまでにない新しい可能性をシンセ奏者やミュージシャンに提供しました。
Digital Synsations はそんな魅力的な90年代のシンセサイザーの中から KORG M1 や ENSONIQ VFX など、代表的な4モデルの音色と質感を継承したデジタルシンセコレクションです。