DUAL NOISE/RANDOM VOLTAGE GENERATOR 1016について
◆Modular Synthesis
初期の2500シリーズのシンセモジュールは70年代初期にリリースされましたが、組み合わせて行くと非常に高価になる傾向にありました。 また当時のオペアンプは非常に高コストで、それらは主にすべてディスクリートトランジスタによる設計でした。 しかしディスクリート回路はモジュールに独特のサウンドを与えザ・フー、ジャン・ミシェル・ジャール、ヴァンゲリス、クラフトワークなどの多くのアーティストによって使用され最高の録音作品を我々に届けてくれました。 モジュラーシンセは、エレクトロニックミュージックの画期的な発明であり、今日ではさらに製品のクオリティーが向上しています。
◆DUAL NOISE RANDOM GENE. 1016
標準のEurorackケースに収まる70年代のオリジナルの「System 2500」回路を忠実にかつお求めやすい価格で再現。型番をお手持ちのリグに追加すればサウンドをさらに楽しくハイクオリティーなものに発展させるでしょう。
◆DUAL NOISE/RANDOM VOLTAGES
DUAL NOISE RANDOM GENE. 1016はホワイト/ピンクノイズレベル用の独立したアッティネーターとLEDを搭載しホワイト/ピンクセレクタースイッチも備えた、クラシックなディスクリートトランジスタホワイト/ピンク/ランダムノイズソースです。 低速ランダム電圧ジェネレーターはランダムCV電圧を生成し、最大レベルは減衰器と各チャネルのLEDインジケーター付きのオン/オフスイッチを介して制御できます。 2つのチャネルは互いに完全に独立しているため、さらにクリエイティブな可能性があります。
◆Ins and Outs
1016は総合的な接続を可能にし各チャネルには白/ピンクのノイズ出力とランダム電圧用の出力があり出力はすべて同時に利用可能で複数のノイズとCV信号を他のモジュールに供給します。
◆Eurorack Ready
DUAL NOISE RANDOM GENE. 1016のインストールは標準Eurorackケースにマウント出来るよう設計されている為とても簡単です。 モジュールの電源ケーブルをコネクターに接続し付属のネジを使用してモジュールを組み込みます。 これだけで他のシンセモジュールと組み合わせた独自のセットアップを実現する事が可能です。
仕様
◆アナログシンセサイザーモジュール
- ■入力
- ノイズ:3.5mm TSジャック×2、DC結合
- インピーダンス:1kΩ、アンバランス
- 最大出力レベル:±5V
- ランダム:3.5mm TSジャック×2、DC結合
- インピーダンス:1kΩ
- 最大出力レベル:±5V
- ■コントロール
- ノイズ:ノイズジェネレータ出力を減衰
- ランダム:電圧出力を減衰
- ホワイト/ピンク/ノイズ:選択可能
- ランダムオン/オフ:電圧発生器をオンまたはオフ
- ■パワー
- 電源:ユーロラック
- 電流:45 mA(+12 V)、15 mA(-12 V)
- ■寸法等
- 寸法:42x 71x 129mm
- ラックユニット:14HP
- 質量:0.13 kg